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播磨国風土記の里 加西

加西をめぐる、時代を翔る。

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播磨国風土記と能・狂言

1.事業目的

平成27年は播磨国風土記が編纂されて1300年にあたります。これに合わせ、加西市が取り組む播磨国風土記事業の基本構想の1つである、未来に向け、芸術文化の発展、地域の活性化を図ることを目的とする「ふるさと加西 創生」事業として、1300年祭において能と狂言を上演します。播磨国風土記に記載された古の世界を日本の古典芸能である能や狂言を通して現在に蘇生させ、郷土に対する誇りと愛着を育み、同時に加西市における能と狂言の普及と定着を図ります。
能・狂言とも播磨国風土記1300年祭にあわせて書きおろしていただく作品で播磨地域の財産として引きついでいきます。

2.事業概要

平成27年5月に開催する播磨国風土記1300年祭に向けて、笛方藤田流十一世宗家の藤田六郎兵衛さんを総合プロデューサーとし、哲学者の梅原猛さんが播磨国風土記を題材に脚本を手掛ける新作薪能と狂言師で俳優の野村萬斎さんが監修し、加西市に伝わる風土記恋伝説「根日女伝承」を題材にして書き下ろした狂言を上演します。

(1)こども狂言塾の開催

狂言師の野村萬斎氏による「こども狂言塾」を開設します。日本の古典芸能である狂言の加西市への定着を目指し、野村萬斎氏や万作の会の狂言師の方々から直伝で学び、演じてもらうプログラムです。この狂言は、播磨国風土記に記された玉丘古墳に眠る根日女を題材にしたオリジナルの作品(野村萬斎氏監修)で、こどもたちが1年間練習した後、平成27年5月の1300年祭にて発表予定です。

(2)1300年祭へのオリジナル能奉納

播磨国風土記を題材にしたオリジナル能を哲学者の梅原猛氏に書いてもらい、平成27年5月4日に玉丘史跡公園(根日女が眠るとされる古墳群)で、野外能舞台を設置し開催する、播磨国風土記1300年祭に薪能を上演する。

プロフィール

●藤田六郎兵衛●

藤田六郎兵衛

能楽笛方藤田流十一世宗家   重要無形文化財総合指定保持者
藤田六郎兵衛(ふじた ろくろびょうえ)
能の笛方三流儀(一噌・藤田・森田)の一つ、藤田流十一世宗家。 1953年十世宗家の孫として名古屋市に生まれ、藤田家芸嗣子となる。4歳で笛の稽古を始め、5歳で初舞台。以後、15歳までという異例の若さで、能の主要曲である「鷺乱」「猩々乱」「望月」「石橋」「翁」「道成寺」を披曲。 年間約百回の舞台に出演し、能の最高曲とされる三老女もの「姨捨」「檜垣」「関寺小町」は数度の演奏を重ねる。また国立能楽堂他制作の新作能や復曲能に出演、笛作曲も多く、海外公演や能楽の企画・演出も数多く手がける。 現在、社団法人日本能楽会理事、国際文化交流・協力推進委員(文化庁)、名古屋音楽大学客員教授。

●野村萬斎●

野村萬斎

野村 萬斎 のむら まんさい
1966年生。狂言師。人間国宝・野村万作の長男。祖父故6世野村万蔵及び父に師事。
重要無形文化財総合指定者。東京芸術大学音楽学部卒業。「狂言ござる乃座」主宰。
国内外の狂言・能公演はもとより、現代劇や映画の主演、古典の技法を駆使した作品の演出、NHK『にほんごであそぼ』に出演するなど幅広く活躍。現代に生きる狂言 師として、あらゆる活動を通し狂言の在り方を問うている。94年に文化庁芸術家在外研修制度により渡英。芸術祭新人賞、芸術選奨文部科学大臣新人賞、朝日舞台芸術賞、紀伊國屋演劇賞、2012年度芸術祭優秀賞を受賞。世田谷パブリックシアター芸術 監督。

●梅原猛●

梅原猛

梅原 猛 うめはら たけし
1925年3月20日 生れ。哲学者。立命館大学文学部教授、京都市立芸術大学学長を経て国際日本文化研究センター初代所長、社団法人日本ペンクラブ第13代会長などを歴任。実存哲学についての研究に取り組み、「梅原日本学」と呼ばれる独自の世界を開拓した。

1986年、市川猿之助劇団のために『ヤマトタケル』を書下ろし初演。「スーパー歌舞伎」と称した。また2013年、国立能楽堂開場30周年・世阿弥生誕650年を記念してスーパー能「世阿弥」を書き下ろした。

1999年文化勲章受章。京都市立芸術大学名誉教授、国際日本文化研究センター名誉教授、初代ものつくり大学総長、東日本大震災復興構想会議特別顧問(名誉議長)。京都市名誉市民。

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